lycan Transmigration ceremony

Philotes

2009年12月09日 20:02




こんばんは~
人間のみなさんと同胞達~

本日12/9 22:00PMから
ライカンの転生儀式を行います。
クランメンバー・VampireはASHへ集合よろしくです。

尚、今回はライカン族の転生となりますので
下記のサイドストーリーを用意しました。
参加するVampireの方はそれを踏まえた上で
ロールプレイの方を行ってくださるようお願いします。


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Start of story

その日・・静かな辺境の村・・・。
静な・・その村に・・今宵招かれざる客が・・
立ち寄った・・

・・・そして・・それは・・飢えていた。

本来なら・・血を吸う者達を城を遅い・・・。
腹を満たすはずの獣ではあるが・・
運悪く・それは群れからはぐれた彼は
旅人として・・村に足を踏み入れる。

不幸な事にその村には宿などはなく・・
村人の善意により少しばかりのパンと
葡萄酒にありつくことができたが・・・
彼の腹は満たされることはなく・・・
いらつく・・・彼がなにげに閉じた窓の先に目をやると・・

・・そこに浮かぶは・・黄金の月・・・・。
とりとめのない村人の話を・・・遠耳に・・
フラフラと・・ドアを開け・・
家の外にでた彼を照らす・・
黄金の月光・・・

・・・言わずもがな・・・
大きく息を吸い込んだ!
それが絞り出される咆吼となり
骨がきしみ
肉が盛り上がり・・
変身がはじまる・・

牙が生え!
爪が尖った時!
悲鳴が上がる!

そして・・惨劇がはじまる!

辺境の村にライカンを倒せる武器や男など
あるはずもいるはずもなく・・

村人は・・その牙に・・噛みつかれ・・
ちぎられ・・
その爪に引き裂かれ・・当たりを鮮血にそめる・・

村人の数が・・減り続ける中・・
やっとのことでひとりの男が剣を持ちあらわれる・・。

彼は・・村をでて・・傭兵として名をはせた者だ・・。
幸か不幸か久々に我が家の扉を叩いたばかりである。

しかし、初めて見る異形の獣の前には
体も言うことはきかず・・更に前にでる
その歩がすすまない・・

ふと・・ライカンが振り向いた刹那!
男は精一杯の声と渾身の力を込めて
剣を振る!

しかし、所詮は人とライカンの力は歴然とし
いとも簡単に剣を折り男の喉にその牙をたてる

激痛と言うもののそれ以上の痛みが男をおそい・・
死が訪れる時・・男は生にしがみついた!

折れた剣をライカンの目に突き刺す!

咆吼が唸り!
力任せに・・男を放り出すと・
ライカンは・水を求め・・・
月の彼方へとさっていく・・


村は・・静かさと平和にみたされたが・・・
男は村にいることは出来なかった・・・。

既にライカンに噛まれ・・
その血が体を犯しているからだ・・・・・

とは・・いえ・・これは厄介である。
ライカンの血を持ちながら・・・
ライカン・・・同族に傷を負わせたのである。

たとえ獣化しても・・
群にはうけいれてもらえるはずはない。

ライカンにも掟はあり・・
それもまた古から続く・・理なのである。

男は・・長い間・・人間とライカンの間で
悩み・・戦い・・・やがて・・戦士として踏み出した末に
ある噂を耳にする・・。

遠く、辺境の更に奥地の城に住む・・吸血鬼。
その吸血鬼は・・あろう事か
攻めいったライカン族を退けたときに・・
ライカンの血を取り込んで尚、転生し・・
Vampireとライカンの特性を持つ異形のVampireとなったと・・・・


そして・・長い旅の末
男はその城の前に立つ。

彼女に仕え・・守るために・・・。
彼女の血を欲し・・戦士としてのライカンとなるために・・

the Rage::Bloodlines

BAR Vamp!Ash